2021年9月13日
株式会社ブロードバンドセキュリティ
株式会社ブロードバンドセキュリティ(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:滝澤 貴志、以下 当社)は、「ESGサイトランキング2021」をGomezのウェブサイト(https://www.gomez.co.jp/)で発表したことをお知らせします。
世界的なESG投資の拡大やサステナビリティに対する関心の高まりを背景に、国内の上場企業には、企業価値の向上や企業ビジョンへの共感につながる幅広い非財務情報をウェブサイトでも積極的に発信することが求められています。また、国内外で非財務情報に関する基準の統一化の流れが一段と高まっており、日本においては東京証券取引所の市場再編やコーポレートガバナンス・コードの改訂等も実施されるなか、上場企業においては新しい制度や規制の動向も踏まえた積極的で能動的な情報発信がなお一層期待されています。
当社のゴメス・コンサルティング事業では、これまで国内の上場企業が提供する株主・投資家向け広報(以下、「IR」)サイトランキング調査を14回実施し、企業の情報発信について定点観測を続けてきました。こうした調査において、ESG情報への注目の高まりはここ数年における顕著な傾向として挙げられることから、長年IRサイトランキング調査で蓄積したノウハウやデータを活用し、そのウェブサイトの使いやすさや情報の充実度を目的としたESGサイトランキング調査を2020年から開始しました。
ESGサイトは、先行するIRサイトとは異なり、情報発信の内容や手法に企業ごとに大きなばらつきが存在し、まさに黎明期とも言えます。また、IRサイトと比較して、特定のトピックや項目が大きな社会的注目を浴びて、短期間のうちに情報の優先度が上がることも特徴として挙げられます。こうした新しいトピックや項目を、積極的かつ速やかにウェブサイトに取り入れていくことも求められていると言えるでしょう。
当社のESGサイトランキング調査では、調査項目は「ウェブサイトの使いやすさ」「ESG共通」「E(環境)」「S(社会)」「G(ガバナンス)」の5つの切り口から成り、主要ユーザーである株主・投資家だけではなく、幅広いステークホルダーの視点を盛り込んで設定されています。これらをGomezのアナリストが評価し、総合的に優れたESGサイトのランキングを決定します。
「Gomez ESGサイトラン7.64キング2021」上位10社は、以下のようになりました。
順位 | 得点 | 会社名 | 前回 |
---|---|---|---|
1位 | 7.81 | 伊藤忠商事 | 3位 |
2位 | 7.80 | 資生堂 | 10位 |
3位 | 7.68 | 丸紅 | 19位 |
4位 | 7.64 | 三井物産 | 63位 |
4位 | 7.64 | リコー | 1位 |
6位 | 7.63 | 丸井グループ | 15位 |
7位 | 7.61 | コニカミノルタ | 9位 |
8位 | 7.57 | 三菱重工業 | 35位 |
9位 | 7.46 | 双日 | 43位 |
10位 | 7.44 | ライオン | 90位 |
順位 | 得点 | 会社名 |
---|---|---|
1位 | 9.49 | 小松製作所 |
2位 | 9.16 | テルモ |
3位 | 9.09 | 丸井グループ |
4位 | 8.88 | ベネッセホールディングス |
4位 | 8.81 | 協和キリン |
順位 | 得点 | 会社名 |
---|---|---|
1位 | 9.06 | 第一生命ホールディングス |
2位 | 8.93 | 伊藤忠商事 |
3位 | 8.42 | 富士通 |
4位 | 8.38 | 三井化学 |
5位 | 8.37 | 大阪瓦斯 |
順位 | 得点 | 会社名 |
---|---|---|
1位 | 7.61 | 富士通 |
2位 | 7.46 | リコー |
2位 | 7.46 | 資生堂 |
4位 | 7.40 | 住友林業 |
5位 | 7.11 | 三菱重工業 |
5位 | 7.11 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ |
順位 | 得点 | 会社名 |
---|---|---|
1位 | 9.74 | 三井物産 |
2位 | 9.07 | 双日 |
3位 | 8.96 | 資生堂 |
4位 | 8.80 | レオパレス21 |
5位 | 8.66 | 丸紅 |
順位 | 得点 | 会社名 |
---|---|---|
1位 | 8.77 | リンテック |
2位 | 8.76 | MS&ADインシュアランスグループホールディングス |
3位 | 8.67 | 島津製作所 |
4位 | 8.46 | ミネベアミツミ |
5位 | 8.45 | ニチレイ |
調査期間 | ◆2021年4月1日~2021年8月30日まで ◆ランキング結果は、2021年5月1日時点の各サイトに基づいています。 |
調査対象 | ◆2021年IRサイトランキング本選ノミネート企業(368社) ◆Gomezでは、全上場企業を対象とするIRサイトランキング調査を毎年実施しております。当該調査においては、IR情報ならびに会社情報やサステナビリティ情報について約10程度からなる予備調査を行い、一定基準を満たす企業を本選ノミネート企業として選出し、最終調査を行っています(最終調査企業160社)。 ◆今回のESGサイトランキング調査では、総合的に基礎項目を備えた企業を調査対象とする目的から、直近のIRサイトランキング調査において本選ノミネートを達成した企業を調査対象としました。 |
調査手順 | ◆上記の調査対象企業について約17項目の予備調査を行い、一定基準を満たす企業を最終調査にノミネート。 ◆ノミネート企業を148の調査項目からなるスコアカードに基づいて、Gomezのアナリストが実際にWEBサイトを使用しながら調査を行い、総合ランキングを決定。 ◆総合得点が6.00点以上の企業を「ESGサイト優秀企業」として選定しています。その際、総合10位以内の企業を「ESGサイト最優秀企業」として、選定いたします。 |
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カテゴリ名称 | 評価内容 |
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ウェブサイトの使いやすさ | 情報の見つけやすさや各コンテンツの見やすさ・使いやすさ、さらにアクセシビリティ基準への対応状況等を総合的に評価します。Gomezランキングの根幹となるカテゴリです。サイトパフォーマンスやセキュリティについても、重要視しています。 |
ESG共通 | 企業情報サイトやESGサイトにおいて、自社のビジネスに照らし合わせたESGに対する考え方や取り組みをどのように情報発信しているのかを総合的に評価します。客観的な評価指標の1つとして、外部評価やイニシアチブについても重要視しています。 |
E(環境) | 環境への取り組みを評価するカテゴリです。気候変動、水質保全、資源循環等の各分野での取り組みや数値データ等の開示状況を評価します。 |
S(社会) | 社会への取り組みを評価するカテゴリです。ステークホルダーや社会貢献活動の対応状況や人事制度や労働環境について評価します。 |
G(ガバナンス) | ガバナンスに関する取り組みを評価するカテゴリです。コーポレートガバナンスや、内部統制に関する考え方や取り組みを評価します。 |
【Gomezについて】
Gomezは、インターネット上で提供されるサービスを中立的な立場から評価・分析し、インターネット利用者の利便性向上とEコマース市場などの拡大に貢献するための情報提供・企業向けのアドバイスを目的とし、消費者・企業双方に対して利益となる情報を掲載しています。
Gomezを運用するゴメス・コンサルティング事業部は、BBSec が2021年7月にモーニングスター株式会社より事業継承しております。
【BBSecについて】
BBSecは、ITセキュリティの診断・運用・保守・デジタルフォレンジックを手掛けるトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。「日本のITネットワークを世界一堅牢にする」をコンセプトに、2000年11月の設立以来、高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、大手企業、通信事業者から IT ベンチャーに至るまで、様々な企業のITサービスをセキュリティ面でサポートしています。
【本リリースに関するお問合せ】
株式会社ブロードバンドセキュリティ 経営企画部
TEL:03-5338-7430 E-mail:press@bbsec.co.jp
【本サービスに関するお問合せ】
株式会社ブロードバンドセキュリティ ゴメス・コンサルティング本部 森澤
TEL:03-5338-7436 E-mail:gomez-info@gomez.co.jp