2022年3月23日
株式会社ブロードバンドセキュリティ
情報漏えい対策など、ITセキュリティに特化したサービスを提供する株式会社ブロードバンドセキュリティ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:滝澤 貴志、以下 BBSec)は、緊迫する世界情勢を背景に高まるサイバー攻撃のリスクに備え、インシデント発生時の初動対応準備を支援するコンサルティングサービスの提供を開始いたしました
【背景】
国際的な情勢の緊迫化や昨今のマルウェア等の被害拡大を受け、経済産業省、金融庁、警察庁、内閣サイバーセキュリティセンターをはじめ、各省庁よりサイバーセキュリティ対策に関する強い注意喚起が行われています。
現在のサイバー攻撃は、あらゆる技術が駆使され複雑化・巧妙化してきています。そのため、「セキュリティ事故は起こりうるもの」という考えのもと、インシデント発生リスクを低減させる対策のみならず、インシデント発生時に被害を最小限に抑えるための準備も必要です。しかしながら多くの企業は、その必要性は認識しているものの、インシデント対応のための専門組織をすぐに立ち上げるのが難しいと感じているのが実情です。BBSecではこうした状況を鑑み、サイバー攻撃に対して漠然とした不安を持っている企業に対して、今すぐやるべき最低限のことは何かを示し、企業の実情にあわせたインシデント初動対応の準備を支援するコンサルティングサービスの提供を開始いたしました。
【サービスの特徴】
BBSecは、情報セキュリティの専門企業としてこれまで数多くの企業のCSIRT(Computer Security Incident Response Team)※1の構築と運用に携わってまいりました。また、サイバー攻撃の被害にあった企業のデジタルフォレンジック※2、緊急対応支援、その後のセキュリティ対策強化の支援を行っております。本サービスは、そうした長年培ってきたノウハウと蓄積された知見に基づき開発され、単なる準備状況の現状分析やアセスメントではなく、実際にインシデント発生時に企業自身で参照しながら対応できる実践的なアウトプットを提供します。
※1 CSIRT(Computer Security Incident Response Team):全社的に影響を及ぼす情報セキュリティインシデント発生時に組織全体で最速・最善の対策を行う為のタスクチーム
※2 デジタルフォレンジック:情報セキュリティインシデント発生時に原因調査や被害範囲の特定、被害拡大の抑止等を行うこと
【サービスの概要】
オプション1 | インシデント初動対応フロー読み合せ |
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関係者に参加いただき、インシデントシナリオに沿って机上訓練を行います。これにより、インシデント初動対応フローの有効性を確認し、関係者への周知徹底を図ります。 | |
オプション2 | インシデント初動対応フローを用いた対応訓練 |
関係者に参加いただき、より具体的なインシデントシナリオに沿ってロールプレイング形式による実践訓練を行います。これにより、インシデント初動対応フローの有効性を確認し、関係者への周知徹底および体験の蓄積を図ります。 |