2022年8月26日
株式会社ブロードバンドセキュリティ
~スケールするサービスを高い信頼性のもと低コストで実現する統合監視ソリューション~
情報漏えい対策など、ITセキュリティに特化したサービスを提供する株式会社ブロードバンドセキュリティ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:滝澤 貴志、以下 BBSec)は、これまでゴメス・コンサルティングサービスの一環として、サイトパフォーマンス(表示速度・稼働率)の客観的測定と改善サービスをご提供してまいりましたが、この度あらたに、Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK)が提供する業界唯一のフルスタック、分析主導型、エンタープライズグレードのオブザーバビリティソリューションであるSplunkⓇ Observability Cloudを、BBsecが提供するサービスを通して活用することができるようになります。
【背景】
近年、DX推進に伴うイノベーションとアプリケーション開発の短期化が求められるなか、企業のシステムはクラウドサービスやSaaSへと移行し、コンテナやマイクロサービスなどクラウドネイティブ技術の活用も加速しています。これにより、複数ベンダーのクラウドサービスを利用したシステムや、一部環境をオンプレミスとして残さざるを得ないシステムも多くみられるようになりました。
その結果、システムの構成は複雑化し、頻繁かつ動的に変化する個々のインフラやアプリケーションの状況把握が難しくなったことで、システム障害への対応遅延やパフォーマンス劣化、セキュリティインシデントに関する対応の困難さが増加の一途をたどっています。
そこで注目されているのが、ソフトウェアエンジニアリングの方法論をIT運用へ適用するSite Reliability Engineering(以下SRE)という考え方です。
これまでIT運用チームによって手動で実行されてきたタスクは、ソフトウェアによる自動化されたシステムの管理・問題解決を実行する新しいSREチームによって運用されます。
SREはクラウドネイティブ環境の重要なプラクティスであり、SREの導入により、ビジネスの変化に適応するスピード重視の開発部門と、安全・安定性を重視する運用部門の両立が期待できます。
これらの背景をもとにBBSecは、すべてのデータとシステムを包括的に可視化し、分散システム間で発生するパフォーマンスの低下やトラブルの根本原因および改善策をリアルタイムで突き止めることができるソリューションとしてSplunk オブザーバビリティの提供を開始しました。
【サービスの特徴】
Splunk オブザーバビリティクラウドは、アプリケーション監視、インフラ監視、デジタルエクスペリエンス監視(外形監視およびリアルユーザーモニタリング)、ログ集計、インシデントアラートコール機能などで構成されるオブザーバビリティ(可観測性)のためのソリューションです。従来型の監視に加え、サービスの依存関係やユーザー体感も含めてデータを取得するため、予想外の事態を検出し根本原因を明らかにします。